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【デレマス】鷹富士茄子さんの誕生日は、「長州力がトム・マギーと異種格闘技戦で激突した日」

そもそも、トム・マギーとは何だったのか?

謎多きまま来日し、謎だらけの異種格闘技戦を行い、盛り上がらない凡戦だけを残して消えた謎のパワーリフティングチャンピオン、トム・マギー。

『週刊プロレス』の増刊ムック『プロレスVS格闘技大戦争!』では、ジャパンプロレスの社長であり、この試合をジャイアント馬場さんに提言したと言われる大塚直樹さんの回想を挟みながら、当時を振り返っています。

トム・マギーにまつわる箇所を引用すると、

 大塚がカナダのカルガリーに行って探してきたのはトム・マギーだった。ミスター・ヒトの紹介である。カナダのパワー・リフティングのチャンピオンで、当時の資料を見るとデッドリフト、スクワット、ベンチ・プレスの合計で1134kgを挙げるという怪力で、水泳、カンフー、ボクシング、体操までこなした。
 身長198cmというだけでも、かなりの大型選手であり、もしも素質があれば、これ以降も使っていこうという腹積もりだった。
 大塚によれば「磨けばハルク・ホーガン以上の人材になれるかもしれないと思っていた」という。

『プロレスVS格闘技大戦争!』 (ベースボール・マガジン社刊)

文中に出てくるミスター・ヒトとは、カナダでトレーナーや選手のブッキングを担当していた元プロレスラーの安達勝治さん(故人)のことです。

つまり、トム・マギーはバリンバリンにプロレスのラインから日本に呼ばれたアスリートであり、プロレスラーになりたい本人の意思と、その将来性に期待したジャパンプロレス側の利害が一致した為に日本に呼ばれた選手ということだったのです。

意外なプロレスラーとも闘っていたトム・マギー

このトム・マギー、長州戦後も、”プロレスラー”として幾度か全日に参戦しており、また、北米大陸本土でも期待が高かったのか、WWF(現:WWE)にもレギュラー出場。”次代のスーパースター候補”として、リングに上がっていた……という記録が残っています。

しかしながら、結局、プロレスラーとしての成功は掴めず、後にフェードアウト。今年に入って、WWEの公式サイトで自身を主役にしたドキュメンタリー映像が公開されたことに併せて、久々に公の場に姿を現しました。

トム・マギー……痩せたなぁ……。

ちなみに、前述のムックでは、ある意外な選手が海外でトム・マギーと試合をしたことを明かしています。その選手とは、何と、船木誠勝選手! インタビューによると、「新日本プロレス時代ドイツ遠征で」試合をしているとのこと。船木さん曰く、

 「何しろデカいし、パワー・リフティングの選手だというのでオットー・ワンツが1ヶ月の契約でドイツに呼んだんですよ。そのとき、俺とやったことがあるんです。あれはハノーバーです。とにかく力が入り過ぎで、固かったですね。しょっぱかったですね。だから、1ヶ月を過ぎたらすぐに帰されましたよ」

『プロレスVS格闘技大戦争!』 (ベースボール・マガジン社刊)

長身かつ筋骨隆々の身体で、マスクも良く、何よりも、アマチュアスポーツでチャンピオンになった程の素質を持っていたトム・マギー。未来のスターとしてプッシュを受けながらも、そうなれなかったのは、やはり、本人のプロレスに対する適正の無さ、スキル不足があったのかもしれません。

強運アイドルと不運なプロレスラー

そして何より、運も無かった! 日本での試合も余り必然性の無い異種格闘技戦ではなく、純粋にプロレスの試合として来日しておけば、もしかしたら、全日本プロレスの巡業の中で、技術とセンスを磨き、その素質に相応しい輝きを放つことが出来たかもしれません。

鷹富士茄子さんという強運アイドルの誕生日である元日に、長州と戦ったトム・マギー。茄子Pの皆さんには、不運故に初来日で”しょっぱい外国人”以上の印象を残せなかったトム・マギーのことを時々、思い出していただければと思います。

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