以前、「はてなダイアリー」で書いていた旧ブログでは、年度末に、その年に放映されたテレビアニメ作品の中から、特に印象に残った話数を10エピソード選出し、毎年、記録していました。
10年代の恒例行事を振り返る為に、本エントリで、そのリストを再掲します。また、各年毎のコメントは、当時のセレクションを顧みての現在の感想です。
2010年
- 『HEROMAN』第16話「DECISION」
- 『オオカミさんと七人の仲間たち』第3話「おおかみさんうさぎとかめの醜い争いに巻き込まれる」
- 『はなまる幼稚園』第1話「はなまるな入園式」
- 『探偵オペラ ミルキィホームズ』第4話「バリツの秘密」
- 『生徒会役員共』第8話「みんなの分まで私が戦う!」
- 『WORKING!!』第13話「デートと言う名の”決戦”、小鳥遊と伊波のそれから…」
- 『けいおん!!』第12話「夏フェス!」
- 『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』第6話「In the DEAD of the night」
- 『ハートキャッチプリキュア!』第5話「拒否されたラーメン!親子の絆なおします!」
※残りの2本は、変則的にプロレスの試合を選んでいました
『HEROMAN』は、この年のベストであり、生涯のフェイバリットアニメの一本ですね。中盤の軸となる悪役キャラとの対決を描いた第16話をベストに選んでいますけど、これは、個人的にバトルシーンの盛り上がりが凄かったから。他のエピソードもあらゆる面で甲乙付けがたく、ハッキリ言ってしまえば、各話が自分の中でベストです、本作に関しては。
『はなまる幼稚園』は、COALTAR OF THE DEEPERSのNARASAKIさんの劇伴ですね。第1話で、BGMが流れた瞬間の高揚感は、今でも覚えています。10年代のNARASAKIさん、アニメにアイドルに……と、コンポーザー(&アレンジャー)としての活躍ぶり、凄かったですね。
他には、『けいおん!!』『ミルキィホームズ』と人気作からも選んでいて、我ながら、隙がないセレクションだと思うのですが、謎なのが『ハートキャッチプリキュア!』の第5話。人情噺な脚本がツボに入って、ワンワン泣いたのは覚えているのですが、今、考えると……”ベスト”ではないと思います。
もしも選び直すなら……まぁ、最終回かなぁ……。
2011年
- 『Rio RainbowGate!』第13話「レインボーゲート」
- 『SKET DANCE』第9話「円太やります!」
- 『まよチキ!』第1話「エンド・オブ・アース」
- 『猫神やおよろず』第2話「桜フロントオーバーチュア」
- 『ジュエルペットサンシャイン』第7話「サンクスジュエルデーにイェイッ!」
- 『TIGER & BUNNY』第1話「All’s well that ends well.」
- 『境界線上のホライゾン』第1話「境界線前の整列者達」
- 『スイートプリキュア♪』第5話「ドタバタ! テレビレポーターに挑戦だニャ』
※残りの2本は、変則的に音楽のMVとプロレスの試合を選んでいました
この企画をやり始める2009年に『にゃんこい!』にハマり、川口敬一郎監督というクリエイターを意識して、アニメを観るようになっていますね。『SKET DANCE』と『まよチキ!』、監督作を2本、選んでいます。『スケダン』は、ちゃんと中野英明さんの演出回を選んでいるのが偉いぞ、当時の自分。
『猫神やおよろず』の桜井監督もそうですが、明るくて、楽しいアニメが好きというのは、ずっと自分の中で変わらない価値観になっているのだと思います。
この年に、『魔法少女まどかマギカ』を選んでいないのも、自分らしいといえば自分らしい。
2012年
- 『SKET DANCE』第74話「フードファイターお宅訪問!」
- 『K』第7話「Key」
- 『輪廻のラグランジェ』第1話「ようこそ、鴨川へ!」
- 『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』第4話「はだかだ(恥ずかしいけど裸の付き合いは大切だよねっ)」
- 『てーきゅう』第4話「先輩とグーニーズ」
- 『さんかれあ』第7話「おさな…なじみ…(Run Ranko Run)」
- 『ガールズ&パンツァー』第6話「一回戦、白熱してます!」
- 『神様はじめました』第7話「神様、デートに誘う」
※残りの2本は、変則的に音楽のMVとプロレスの試合を選んでいました
この年も『SKET DANCE』から中野英明演出回を選んでいますね。そこは、ブレないんだろうな……。
印象的だったのは、『K』ですかね。あの点と点が線で繋がる快感っていうのは、忘れがたいです。
『てーきゅう』や『ガールズ&パンツァー』というロングセラーなシリーズがスタートした年でもありますね。『ガルパン』は、第6話かなぁ? でも、当時の自分は、このエピソードが良かったのでしょうね。
『輪廻のラグランジェ』は、正直、通しで観ると、然程、自分の中での評価が高い作品というわけではないのですが、あの初回のエピソードは最高。各回毎の好みで選んだからこそのランクインだと思います。
2013年
- 『のんのんびより』第10話「初日の出を見た」
- 『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』第12話「シークレットミッション」
- 『ブラッドラッド』第2話「ただいまは言わない」
- 『GJ部』第8話「シスターズ・アタック!」
- 『ジュエルペット ハッピネス』第15話「お手紙とどける~!」
- 『プリティーリズム・レインボーライブ』第12話「はばたけ! 勇気の羽(フェザー)」
- 『たまこまーけっと』第12話「今年もまた暮れてった」
- 『波打際のむろみさん』第1話「瀬戸際のむろみさん」
- 『世界でいちばん強くなりたい!』第6話「リベンジマッチ!」
- 『みなみけ ただいま』第7話「残暑お見舞い申し上げます」
『のんのんびより』『GJ部』『たまこまーけっと』の3作品に関しては、間違いなく、この年にアニメファンから高評価を受けた作品だと思う(人によっては、『プリティーリズム・レインボーライブ』もかな?)ので、個人個人で好きな話数のバラつきはあっても、納得の選出かと思います。
『ブラッドラッド』は、あのカラフルでポップな演出が好きで……宮繁之監督、今では、ちょっと渋めな作品を作っている印象があるのですが、『ブラッドラッド』と『僕らはみんな河合荘』は、あの色彩に満ちた世界が特別に大好きですね。
正直、知名度は今ひとつでも、個人的なオススメに挙げたいのが『世界でいちばん強くなりたい!』(後に、パチスロにはなりましたけど……)。お色気だけじゃなくて、ちゃんと”プロレスアニメ”として、このエピソードは良かった!
『マジェプリ』も、自分の中で生涯のベスト的な作品なのですが、特のお気に入りのエピソードには、伊藤ヒロさん脚本回の番外編的な話数を選んでいます。切り取りやすさとしては、良いチョイスで、今でも一遍を選ぶとしたらこれかな。
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