【旧記事再録】こちらのエントリは、以前、私が「はてなダイアリー」に投稿していた旧BLOGからの再録記事です。お気に入りの記事の幾つかは、こちらの新BLOGにも少しずつ移行していこうと考えています(オリジナルは、2011年6月16日に投稿)。
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女性声優による音楽ユニットが人気の昨今。
ちょっと前のユニットでいえば、水樹奈々さんや桑谷夏子さん達が所属をしていたPrits、例えば堀江由衣さんやたかはし智明さん、浅野真澄さんといった人気声優が集まったAice5。
今だと、豊崎愛生さん、戸松遥さん、高垣彩陽さん、寿美菜子さんによるSphereや、人気アニメによるメディアミックスユニットのミルキィホームズ等がアニメ、声優ファンから熱狂的な支持を受けています。
それで、ここからは、「こんな声優ユニットの曲を聴いてみたい!」という夢みたいな話になるのですが……女性声優さんを集めて、ヒップホップをやらせてみたら……声優版のフィメール・ヒップホップユニットを作ったらおもしろい音楽ができるんじゃないかと思うのです。
「女性声優に、ヒップホップをやって欲しい!」と思うわけ
ヒップホップの魅力の一つとして、声質の異なるラッパー同士の掛け合いが挙げられると思います。自分がヒップホップ・ミュージックのファンである理由も、この点に惹かれている部分が非常に大きいです。
それぞれにキャラクターの立ったMC達による声とライムのセンスの共演に自分はいつもいつも大きな魅力を感じていて……。
1MCと1DJスタイルでミニマムにやっているユニットも好きなのですが、基本的には多人数のMCがいるグループが大好きなんです。
これは、アニソンや声ソンにも通ずる魅力だと思うのです。というのが、女性声優の音楽ユニットもそれぞれに声質の違う声優さんたちによる”声”の共演が醍醐味になっている。
声優の質感や音域に幅を持たせた様々な声の交錯が、音に独特のグルーヴを生み出しているわけです。
しかも、声優という仕事上、個性的な声を持った方々が集まってくるわけで、それぞれに声質の違う声優さんを集めて、ヒップホップ的な掛け合いをやらせてみたら……自分なんかは、コレ物凄く聴いてみたいと思うのです!
バックトラックにしても、アニソンのフレーズやアニメの台詞をサンプリングしてもおもしろいと思いますし、ヒップホップファッションを衣装に取り入れてみても新しい。そこには、色々な可能性があると感じます。
その辺のヒップホップ・カルチャーを色々とサンプリングしてみてみるのも凄く楽しいんじゃないかと思うんです。少なくとも、自分は観てみたい、聴いてみたいなぁ、なんて。
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こちらのエントリ、8年と半年前に書いたのですが、偶然にも未来を予見していたな……と。我ながら読み返してビックリしました(正直、エントリを書いたことすら本人は忘れていました……)。
今、『ヒプノシスマイク』とか、声優がラップする音楽プロジェクトが人気ですけど、参加されている方々の技術的なものに加えて、やっぱり、声優が持つ声の魅力と多彩さ、それがああいったキャラクターコンテンツの強さに繋がっているように思います。
この当時は、まだ『フリースタイルダンジョン』もスタートしていませんし、ヒップホップ人気がちょっと落ち込んでいた頃だと記憶しているのですが、その後に、若者を中心にラップ熱が急上昇。
ヒップホップ人気と声優人気が結びつけば、そりゃ、確かに、『ヒプノシスマイク』の様な作品が生まれてくるのも必然だよなぁ、と。
8年前は、女性声優に限定して話を進めていて、男性声優がこうした”ヒップホップ声ソン”の中心軸になるというのは予想外でしたが……ただ、アイドル業界でもlyrical schoolとかライムベリーみたいなラップをする女性アイドルグループが先行して活躍していますし、”女性声優ラップ”による音楽ユニットやキャラクターコンテンツが登場するのも、そう遠い未来ではないと改めて予言しておきます。
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