相変わらず競馬の歴史を学ぶことにハマっている。こちらのエントリにも書いたのだけれど、競馬という競技は、各種動画サービスが充実している。その気になれば、幾らでも映像を”ディグる”ことが出来るわけで、興味は尽きない。結果、各時代毎に贔屓の競走馬も出来てきた。
先ずは、何はなくともオルフェーヴル。一番最初にファンになったウマで、自分の中でベストなスーパースターの中のスーパースターホース。そして、スプリンターならば、やっぱり、デュランダルだ。あの怒涛の追い上げには心が震えた。
次は、ナカヤマフェスタが大好きになった。誰にも期待されていなかったのに、2010年の宝塚記念では、並み居る強豪を抑えて、G1を制覇。G1こそ、その一勝のみなれど、単なる”フロック勝ち”にあらず、続く、凱旋門賞では、国内馬最高順位である2着に入賞するという奇跡を成し遂げた個性派サラブレッドだ。
オルフェーヴル、デュランダル、ナカヤマフェスタ……この辺のレースを観たり、ウマの経歴を調べたりしている内に気付いた。自分の場合、どうやら「気性難」がある競走馬に強く惹かれる傾向があるようなのだ。
“暴れ馬”が大好きなんです……
オルフェーヴルのヤンチャな”暴れ馬”っぷりは、とみに有名だし、デュランダルは、その気性の荒さから、レース中のポジショニングに難があり、そこから、あの”大外からの追い込み”という戦法が誕生したという。ナカヤマフェスタも、とにかく手が掛かるウマで、調教が上手くいっていれば、更なる活躍が見込めたのでは……なんて説も見掛けた。
最近だと、シルクジャスティスが好きで、1997年の有馬記念のレース動画には、思わず引き込まれたのだけれど、このウマも、やっぱりというか何というか、気性が非常に激しく、暴れ馬の系譜にあったらしい。やはり、そういう競走馬ばかり好きになるのだ、何故か。
で、思った。これって、女の娘の好みに近しいものがあるのだ。
“ヤンキーっ娘”やギャルが大好きなんです……
アニメでも漫画でも、ゲームでも。自分は、女の娘のキャラクターって、”とっぽい”というか、ちょっと荒っぽい娘が大好き。タイプでいったら、ヤンキーみたいな不良娘や、ギャルな娘がどストライクで、どうしたって、そういう娘を好きになってしまう。その娘が不意に見せる”純”な部分や、いじらしさのギャップにクラクラするのも込みで、大好きなんです、彼女たちが。
大人しいキャラクターや優等生タイプの娘に惹かれることって、アンマリ無くて、競馬でいったら、”気性難”的な尖った個性がある娘が好き。それこそ、競馬史に名前を残す名馬たちの中でも、大人しく従順だったと言われているディープインパクやブエナビスタよりも、オルフェーヴルやナカヤマフェスタといった名馬達にゾッコンなように。
自分は、『にゃんこい!』の住吉加奈子さんが、この世で一番大好きな女の娘キャラなのだけど、彼女なんて、まさに、自分の理想の女性な訳です。文字通りの”俺の嫁”だと思っていて、それで、”住吉”という姓をいただいたりもしていて。
じゃじゃ馬タイプで、ファッションとか言葉遣いもヤンキー入ったギャルで、でも、根は純で優しい。本当に最高だな、と。もうずっと、10年以上、大好きなんですけど。こういう好みも、いざ、競馬に興味を持った際も、競走馬に投影して、お気に入りのウマを見つけたりしているのでは……等と、ふと考えたりもする。
やっぱり、基本的には、人間の”好き”という感情は、ベースが同じなんだろう。ましてや、ウマって、賢い生き物で、性格の差異が各馬毎に如実に出ていたり、どこか、人間味を感じる仕草や表情を多いから、余計に、そこを意識してしまうのかもしれない。
競馬好きな皆さん、一度、自分のお気に入りのサラブレッドを今一度、ジックリ見て欲しい。その後に、好きな女性のタイプについて、改めて、突き詰めて欲しい。そこに、何か通じるものはありませんか? 私は、競走馬も女の娘も、気性難なじゃじゃ馬が、どうしたって大好きみたいです。
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