雑談

ブログで有名人のお名前を出す時のマイルールについて

【旧記事再録】こちらのエントリは、以前、私が「はてなダイアリー」に投稿していた旧BLOGからの再録記事です。お気に入りの記事の幾つかは、こちらの新BLOGにも少しずつ移行していこうと考えています(オリジナルは、2012年11月13日に投稿)。

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ブログを書く時の個人的なルール、マナーみたいなものってあると思います。

そんな中で、それぞれの個性が特に出るのが、人名を出す際にその表記をどうするかという点です。

自分のブログでお名前を出す時のマイ・ルール

先ずは、個人的なルールの話です。このブログでは、アニメや漫画の話をすることが多いので、必然的に出てくる人名も声優さんやアニメスタッフさん、漫画家さんのお名前が多いのですが、基本的には必ず”さん”を付けるようにしています。声優なんかは、必ず”さん”付けですね。そこは男女問わずに”さん”を付ける。白石涼子さん、井口裕香さん、浅沼晋太郎さん……。

クリエイターの場合は、その役職を付けるか、やっぱり”さん”付け。例えば、アニメの監督だと川口敬一郎監督であるとか、赤根和樹監督、平池芳正監督。漫画家の場合は、”先生”を付けます。小箱とたん先生、藤原里先生……などなど。

基本的には、このブログに出てくるお名前は、敬称を略したり、呼び捨てにすることはないです。但し、唯一の例外が、プロレスラーの場合。

これは、プロレスラーに対して、決してリスペクトを欠いているのではなく……プロレスファン以外には、ちょっと伝わりづらいのですが、プロレスラーに”さん”を付けると、そこにちょっと馬鹿にしたようなニュアンスが生まれてしまうのです。

というのが、プロレスファンの間では、弱かったり、試合がショッパイ(つまらない、下手)な選手に対して、そのリングネームに”さん”を付けるネット発の文化があるのです。主に、匿名掲示板界隈での話なんですけどね。有名どころだと某有名団体のとある選手が、ずっと”さん”付けで、小馬鹿にしたニュアンスを含めて呼ばれていました。

あと、プロレス雑誌でもプロレスラーを”さん”付けで書く時っていうのは、亡くなったレスラーであるとか、引退したレスラーに対して使うことが多いのです。例えば、”馬場さん”とか”鶴田さん”とか…。

そんなプロレス特有の敬称に対する文化というか流れみたいなものがあるので、私はプロレスラーに対しては、”さん”を付けないんです。かといって、イチイチ”○○選手”なんて呼ぶのも何だかヨソヨソしくて、ちょっと面映い。そんな理由があって、ここでは大好きなプロレスラーに対して敢えて名前のみで表記しています。

名前をどう呼ぶかで滲み出るブログの個性

こうした具合に、ブログでお名前を出す時に、その呼称、表記をどうするかで、書き手の個性が滲み出てくると思います。

名前をどう呼ぶか、書くかで人間性が如実に出てくるものだと思うんですけど、そこに加えて、その人がいる文化圏というかバックボーンみたいなものも見えてくるのです。例えば、私はプロレスが大好きなので、上記したような理由から敢えてプロレスラーを名前のみで表記しているように。

アニメファンだと監督やアニメーターのお名前を出す時に「○○さん」と呼ぶ、表記する文化が昔から根付いていますし、アイドル声優に対しての愛称なんかもその人の個性、嗜好っていうのが出てくる部分だと思います。

あとは、ネットに詳しいかどうかってのもこの辺から見えてきたりしますよね。豊崎愛生さんのことを「あいなまさん」って呼んだりとか、そういうカルチャー。

何か、それぞれのブログでこういうマイ・ルールやマナーについて色々と語ってみるのもおもしろいと思うんですけどね。私は、こういう考えでもって、こういう文化が大好きだから、お名前を呼ぶ時はこうしています……というような。

とはいえ、相手に対しての敬意を欠いた表記だけは絶対にしたくないと思うんですけどね。人の名前には色々な呼び方があるけれど、リスペクトの無い呼称だけは使っちゃいけない、ダメ絶対。

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こちらのエントリ、今から、7年前に書いたものなのですが、今では考え方が変わっておりまして、プロレスラーに対しても、現役選手に対しては「選手」、引退された方や鬼籍に入られた方には「さん」をお名前に付けるようにしています(唯一、外国人選手に対しては「選手」「さん」という響きがリズム的にシックリこない為、今の所は、敬称を略した名前のみで表記する場合が多いです)。

理由としては、時代が変わって、プロレスラーの「○○さん」呼びにネットスラング込みの蔑称的なニュアンスが無くなったことと、ここ数年、新日本プロレスの人気沸騰で女性ファンが飛躍的に増え、「○○さん」や「○○選手」という呼び方、書き方に親和性が高まってきたことが上げられます。

7年も経つと、考え方や価値観も変わるもので、昔に書いたテキストを再録ついでに読み返してみるのもおもしろいものです。

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