ゲーム

『ウマ娘』きっかけで、とことんベタに、しかし、シッカリと競馬にハマる

ゲームアプリ版『ウマ娘 プリティーダービー』が大人気だ。

自分の場合は、なかなかプレイ時間を確保するのが難しい為、今のところ毎日のログインをして、いざ本格的に遊び始めた時の為のアイテムを貯めるぐらいしか出来ていないのだけれど、有名Vtuberさんの『ウマ娘』関連な配信動画を欠かさずチェックするなど、常に興味は持っているし、最新情報は追い掛け続けている。

Vtuberの動画だと、特に、ニュイ・ソシエールさんのそれが大好きだ。

楽しそうにゲームを進める様は勿論のこと、この娘の場合は、元々から競馬ファンで、シナリオに絡めながら様々な豆知識を教えてくれるのが良い。

そこで、彼女の動画を観ている内に、こんなことを思った。

「『ウマ娘』って、実際に競馬について勉強してからやった方が面白そうじゃない?」と。

結果から言うと、実際に、過去の名勝負の数々を動画サイトで観始めた。で、競馬の歴史や競走馬の魅力にハマった。”ハマった”というか、”ドハマリ”した。『ウマ娘』きっかけで、競馬という”沼”に足を踏み入れた人間は大勢いるが、自分もビックリするぐらいベタに、その中の一人になった。

ベタベッタ! ベッタで~~~っす! 頭の中で、赤褌一丁の安田大サーカス・安田団長が往年の名フレーズを連呼する。ベタにも程があるが、でも、面白かったんだよなー、史実の競馬。ちょっと、自分なりに、その魅力の数々を言語化してみよう。

兎に角、レースがガチンコ過ぎて面白い!

競馬というスポーツの魅力。個人的には、やはり、その勝負論における本質が究極的な真剣勝負……俗っぽい言い方をすると、とことん”ガチンコ”なところにある。

ガチンコなんだから、レースに絶対は無い。どんなに強いウマでも負ける時はあるし、逆に、全く何の期待もされていなかったウマがレースを制覇し、万馬券を生み出すこともある。

勿論、馬場の条件であるとか、ジョッキーの技術であるとか、各馬の勝利・敗北には様々な要素が絡んでくるのだろうが、基本的には、全ては競走馬の走り次第。どのウマがレースに勝つかなんて、誰にも分からないのだ。

これが、もう余りにもガチンコ過ぎて面白い。今まで、自分が観てきた、どのエンターテインメントともスポーツとも違う異常なレベルでの真剣勝負が、その歴史の中で、数え切れない程、繰り広げられてきたのだから、驚かないハズが無いし、引き込まれない訳が無い。

個人的には、特に、”穴馬”が大波乱を起こす過去の名勝負に惹かれた。

例えば、アニメ版『ウマ娘』の二期でも描かれた92年の有馬記念。それまで、地方競馬でありとあらゆる距離を走らされ、挙げ句の果てには、障害レースにも出走し、散々、回り道と苦労を重ねてきた……ぶっちゃけて言うと、”駄馬”扱いを受けてきたメジロパーマーが、並み居る強豪を抑えての圧倒的な大逃げで、G1を制覇を成し遂げた試合だ。

このレースを筆頭に、”ガチンコ”故の歴史的アップセットの数々には、後追いで、にわかファンの自分ですら引き込まれた。夢中になった。結末を知った上で動画を観て、これだけ楽しめるのだから、リアルタイムでこれらのレースを体験した人たちの衝撃は、どれ程のものだったのだろうか?

実は、過去のレースを追い掛けるのが簡単

競馬の過去レースを視聴する方法は色々とあるのだろうが、自分の場合は、JRAが運営している公式動画サイト、「JARレーシングビュアー」に有料会員登録している。「1984年以降のGIレース及び2002年以降の全レースを提供」を謳っているサイトで、これだけでも、膨大な数の過去の試合を観ることが出来る。

他にも重賞レースのみならば、JRAや関西テレビが公式で、YouTubeに数多くの動画をアップロードしているし、CSの専門チャンネルも存在している。これも触れるまで、一切知らなかったのだけれど、競馬って、映像面で環境がかなり充実しているのだ。

更に、競技時間が、他のスポーツに比べて圧倒的に短いというのもポイントだ。短距離ならば1レース辺り、2分弱。長距離でも、一本の動画を観終わるのに、4分も掛からない。

気になった馬がいても、その全戦績を追うのに、短くて30分。現役時代が長かったり、地方競馬で出走を重ねたウマだったとしても、2時間とかそこらで、その競走馬としての生涯戦績を履修出来てしまう。

このスピード感! どんなに新規ファンでも、その歴史について、ちゃんと勉強しようと思えば、幾らでも後追い出来るし、キャッチアップが比較的容易であることに驚いた(勿論、レースの裏側にあるドラマとか、もしくは、馬券で”勝つ”為の知識を得ようとしたら、動画サイト以外での更なる勉強が必須だと思うけど)。この辺も、自分が一気に競馬の歴史にのめり込んだ理由の一つだ。

名馬、個性派競走馬、名脇役たちが多過ぎる!

そして、自分が超遅れ馳せながらも、競馬ファンになった一番の理由がコレだ。兎に角、その長い歴史の中には、名馬や個性的な競走馬、そして、名脇役たちが数多くいる。知れば知るほど、ウマそのものが好きになっていった。

一番最初に大好きになったのは、やはり、オルフェーヴルだ。

鮮やかな栗色の馬体に美しいタテガミ、そして、圧倒的に輝かしい、その戦績。素人目で観ても圧倒される強さを持ちながら、妙なところで負けたりする愛らしさまである。まさに、スターの中のスター。名馬の中の名馬。誰しもが認める歴史に残るスターホースだ。そんなオルフェーヴルのことが、とてもとても分かりやすく、一番最初に好きになった。

ひねくれ者を自称する人間ではあるが、「人間、やはり、最初は、スターに惹かれるのだなぁ……」と妙な感心をした。そういえば、大好きなプロレスも、子どもの頃に、一番最初に好きになったきっかけは、武藤敬司選手や小橋建太選手といったスター選手の存在だった。アレだ、アレと同じ原体験としての純粋な”好き”という気持ちを、競馬を通じて再度、味わっているのだ。

スターの次に好きになるのは、やはり、個性派だろう。デュランダルが大好きになった。恐らく、競馬を全く知らない人が観ても驚くであろう、「最終コーナー、大外からの怒涛の追い上げ」という大胆な戦法によって、G1を三度、制覇した超個性派スプリンターだ。

短距離を得意とする名馬たちの中でも、特に、デュランダルは大好きで、何度もレースの動画を再生してしまう。この馬よりも優れた戦績を残した競走馬も沢山いるだろうが、あの凄まじいインパクトのある走りを見せられては、別格レベルで、特別に好きにならざるをえない。

この他にも、沢山の名馬がいる。個性派の競走馬がいる。そして、そのウマ達を引き立てた名脇役たちがいる。自分なんて、まだまだ、その膨大な歴史を調べ始めたばかりで、これからも、更に、沢山の競走馬の歴史を知るチャンスが残っているのだ。こんなにワクワクすることは無い。この歳になって、こんなにも知識欲と好奇心を刺激される趣味が出来たことを本当に嬉しく思うよ。

競馬は楽しいが、困ったことが……

正直、所謂”アニマルライツ”的な側面からドン引きしてしまう部分も有るし、そもそもギャンブルが嫌いな自分なので、実際に、競走馬に”賭ける”ことは、今後もほぼ無いだろう。”見る専”で十分であり、それだけで、今後も十二分に楽しめるだろうから、これからも、この距離感で長く追える趣味になれば良いなと思う。

ただ、ここ最近、とても困っているのは、レースの動画を観た後に、『ウマ娘』のログイン画面に移動すると、美少女化したウマ娘たちのビジュアルに一瞬、ビックリするようになったことだ。何故、歴史に残る競走馬の数々が、美少女化しているのか!? そんな根本的かつ本末転倒な驚愕を抱えながら、私は今日も競馬の歴史を追い掛ける。

タイキシャトル……お前、本当にタイキシャトルなのか!?

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